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最高のチームの共通点は「心理的安全性」

これは有名な話ですが、米グーグルが2012年から「プロジェクト・アリストテレス」と呼ばれる、生産性向上計画を実施した結果、突き止められた生産的なチームの条件は「心理的安全性」だったそうです。

 

良いチームとされる共通点はただ1つ、「他者への心遣いや、同乗、あるいは配慮や共感」といったメンタルな要素であり、それによって構成されるチーム内の「心理的安全性」という概念なのだ、ということです。

 

つまり、チームメンバーが最高の仕事をするための必要条件が、他のチームメンバーからの心づかい、同情や配慮共感をされていて、そのことで不安にならない状態であるということです。

 

やはり、同じ仕事をしていくチームの中で共感や、信頼が高いと安心して仕事に取り組めると思います。このマインドの部分は非常に大きな要素で、物事に取り組む際の集中力にも大きくかかわってきます。

 

これは、特に不安を感じやすいと言われる「空気を読め」という文化の日本人にとってより重要な視点であると思います。

過去への後悔と未来への不安が集中を妨げる

そして、集中を高めるといわれるマインドフルネスを語るうえで最初に習うのが「今に集中すること」ですそして、その妨げとなるのが「過去への後悔と未来への不安」です。

 

過去への後悔に対処するには「変えられないことを悔やまなくする」ことが大切です。

 

そのために有効なのが、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが行った記憶に関する実験から得られた「忘却曲線」という概念です。これは、意味の無いアルファベットの羅列を被験者にくつか見せた後、時間経過によりどれだけ覚えているかを調べた実験です。

 

この実験の結果、記憶に残っているのは20分後58%、1時間後44%、1日後23%、1か月後21%だったというものです。これにより、人間の記憶は、時間の経過とともに薄れていくということが証明されました。

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1か月もすれば記憶の5分の4は忘れ去ってしまっているという事実はちょと驚きですが、人間の記憶は意外とあいまいな部分がありますよね。人は自分が思っている以上に物事を忘れてしまいやすいものだという事が解ります。

 

つまり、自分では気になっていても、周囲ではそんなことは覚えていないと考えれば、そう気にすることでもないということです。そして、自分自身も気にしなければ、いずれ忘れてしまうということです。

 

ですので、過去の事をくよくよ後悔したりそれによって集中力が低下してしまうようなことは深く気にしないでも大丈夫だと考えましょう。

コンテクスト文化が不安を助長する

日本人は相手の気持ちを察することに長けている国民性だといわれたりします。「あうんの呼吸」とか「空気を読む」というように他者への配慮が人一倍強い民族であるという事はなんとなく感覚的に自分たちでもわかるのではないでしょうか?

 

グローバルではこうした民族性を「コンテクスト文化」と言ったりするようです。コンテクストとは「文脈」などと訳されるのですが、文脈、行間を読むという事。つまり、察するということになります。

 

この空気を読むという考え方は日本人は特に重要視されますよね。コンテクスト文化は我々日本人にとっては、良いことでもありますが悪いことでもあります。良い意味では相手に配慮して無用なトラブルを生まないということにつながりますが、一方で「あの人の言ってたことってどういう意味だったのかな?本当は怒っていたのだろうか?」などと相手の心を過度に意識してとらえてしまう事で不安が助長されてしまいます。

 

不安があると一つのことに専念できなくて色々なことを考えてしまい、集中力が下がってしまいます。

 

それでは、無駄な不安をなくすためにはどうしたらよいのでしょう?

 

最も手っ取り早いのは、思ったことをできるだけ言葉にして確認することです。「言うべきことは言う。」ということを心がけましょう。それによって妙な誤解を解くことにもなります。自分の中で色々思考を巡らせていても解決しないことは多々あります。相手はそこまで考えていないこともありますよね。

 

集中力を鍛えるには、物事をあいまいにせず、空気を読みすぎない習慣も必要です。

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