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見えているタスクを整理する

次に集中を妨げるのが、今向き合っているタスク以外のタスクです。

 

この仕事をしようと思ってPCを開けたのに反射的にチャットを確認してしまい、そこから気になったことを検索してしまって、面白い記事があったのでチームで共有してたら、メンバーと他のタスクを思い出して、その進捗確認で外部とのメールを送って…気がついたら、あれ??何をしていたんだっけ?となってしまい。何のために最初にPCを開いたのかわからなくなってしまう…。

 

なんてことありませんか?
一見無駄な事のようですが、こうした仕事もすべて価値のある事です。

 

このように、今考えるべきことから離れて、過去に思いをはせたり、未来の事を想像したり、別の事を夢想したりすることを認知科学の世界では「マインドワンダリング」と言います。

 

意識ここにあらずという状態ですが、これは決して悪いことではありません。アイデアを発想するときにはこの時間がとても意味を持ちます。

 

そもそも発想というのは、夢想の広がりからユニークなものが生まれるものです。決まりきった考えからだけでは面白い発想は浮かんできません。色々なことを考えながら型をもうけず、自由に発想してみましょう。

 

マインドワンダリングが問題になるのは、集中すべき時間の時です、目の前の向き合わなければならない、課題やタスクへの集中に対しては妨げになることがあります。

 

やるべきことが多ければ、それだけマインドワンダリング状態になりやすくなるので、集中にとって大事なことは、まず「見えているタスクの整理」です。

 

ここではマインドワンダリングとも上手に付き合いながら、集中を高める方法について紹介します。

今あるタスクを行う時間を決めておく

「あのタスクやっておかないとまずいな…でも面倒」と思って後回しにしてしまう事ってありませんか?そうするとなんとなくわだかまりができて、心理的安心感が揺らぎ他の仕事に影響してきます。

 

このときのマインドチェンジは「いつかやらなくてはいけないんだから、いまやろう!」と思う事です。

 

しかし他にもやるべき事があってすぐに取り掛かれないこともあるでしょう。その場合は、時間をしっかりと決めることです。タスクごとに必要時間を見積もり、優先順位を決めて機械的に取り掛かります。

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この習慣をつけることで、自己管理能力が向上し、習慣化すれば、集中しながらPDCAを回していくことが可能となります。これは、習慣化させるという意識で行うことがとても大切です。「タスクを整理してからとりかかる」という習慣が出来たら、「学びの仕組み化」にもつながり自己成長に大きく寄与することとなるでしょう。

優先順位の低いタスクはToDoリストに入れて今は忘れる

タスク処理の際にマインドワンダリング状態にならない習慣を身につけると、目の前のタスクに集中できるようになります。ここで大事なことは「いま、ここに!」と意識することです。

 

やるべきことに集中して、後でやることはToDoリストに入れておきます。この時のToDoりすとはスマホでもノートでもなんでも構いません。すぐに書き込めて、すぐに確認ができるツールが良いでしょう。

 

今やるべきことに集中する状況を意識して作るという事です。

 

人間の習性として、何か仕事の処理をしているときに、没入状況にならないと他の仕事の事を考えてしまうということは自然なことなのです。

 

これは旧ソ連の心理学者ブルーマ・ツァイガルニクが「ツァイガルニク効果」として検証しています。

 

ツァイガルニク効果とは、実験対象の人たちに20項目の作業をさせて、半分を途中で切り上げ、半分を完了させ、そのうち途中で切り上げた作業の方が記憶に残るという事から、「完了させたタスクよりも未完のタスクんほうが記憶に残りやすい」ということを実証したものです。

 

確かに完了したタスクは頭の中からすっきり忘れることが出来ますが、やろうとして途中の状態だったり、完成されていないタスクは気になって集中できない事ありませんか?

 

つまり、未完のToDoは記憶に残りやすいので、あえて頭から追い出しでリスト化しておくことが集中にとっては有効だという事です。

小さな意思決定はルーティン化する

タスクの整理に加え、集中状況を作るには、毎日の意思決定の回数を減らす努力が大切になります。

 

「ノームコア」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これはスティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグのように毎日同じパターンの服装をすることで、洋服選びの無駄をなくすという考え方の事です。毎日洋服選びをする際に悩んで意思決定をすることのムダを排除するという考えですね。

 

コロンビア大学の研究によると現代人は大小含めて1日70回もの意思決定を行っていて、意思決定の回数が増えると「決定疲労」が生じ、最善の判断が出来なくなるそうです。そうならないためにも先ほどのジョブズやザッカーバーグのようにルーティン化するのがよいのです。

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